糸ガ咲イタラ布ニナル。手紡ぎ手織りの布仕事
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作る人の言葉
これもリバウンドというのでしょうか。
とにかく毎晩猛烈な勢いで本を読みふけっています
借りたり買ったり読みたかった本を片っ端から読める幸せ。

濱田庄司、河井寛次郎の文庫本を1冊ずつ購入しました。
工房からの風の小冊子もそうですが
作る人の言葉には心に響くものが多いです

暮しが仕事 仕事が暮し


美しいものしかない みにくいものはまよい


仕事が見付けた自分 自分をさがしている仕事

   
   (講談社文芸文庫・河井寛次郎「火の誓い」より)


枝や花で勝負するより、根で勝負をしてほしい。
また花の結果を実を結んだ時と思わず、その実が
地へ沈んで来春芽を出した時を答えとして受け取りたい

   (講談社文芸文庫・濱田庄司「無盡蔵」より)

手持ちの本に線をいれるというのは
私の中ではありえないのですが
自分がどんな言葉に強く惹かれるのか、という事を
その時々に抜粋して記しておくと
何か繋がってきそうな気がします。
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風に包まれた日
工房からの風が終わって3日たちました
私は風に2日間包みこんでもらっていたような気がします。
日常とは違う特別な時間が流れる場所、、、

風に押され、

風に向かい、

風に包まれた。


私のこの1年はまさに上の言葉に尽きると思います。
作り手としての立ち位置が定まっていないと
いくら一生懸命作ったとしても
それは全く中途半端なものにしかならないという事を
痛いほど思いしった5月。

そこから先はただただ制作を進めていく事のみに没頭しました。
5月までに作ったものは10月には出さないと心に決め、
とにかく自分が一番深めていきたい事をやってみようという
ふんぎりがつきました。

その半年間がどういうものだったかという事は
言葉だけが上滑りしそうなので文章にできません。

そうして迎えた2日間、私はずっと風に包まれていた気がします。
自分の布を直接手にして風合いを感じてもらえるという嬉しさ
使い手のみなさんの声は私の心にどんどん響いてきました。
鏡の前で色んなマフラーやショールを試してくださる方の
お友達との会話やつぶやき、
手紡ぎのカシミヤのトロンとした風合いに驚きの表情、
糸ってそうやってできていくんだねというご家族の会話、、、

敷物やスローケットに関しては多くの人に
興味を持ってもらえたというわけではありませんでしたが
少ないながらもなかにはしみじみと嬉しくなるような感想を
聞かせていただけました。

順風でもなく、逆風でもなく、
ただ晴ればれした心で会場の風に包まれていた2日間は
今となってはやはり夢のような時間でした。

初出展同士、愛知で磁器をされている日馬史恵さんという
これからも交流を深めていきたい良き仲間とも出会えました。

素材は違えど綿での紡ぎ織りにこだわっての
制作をされている磯敦子さんとの交流も私にとっては
楽しみで大好きで深めていきたいもの。

初日の晩の交流会、
岩手で桶を作られる奥谷さんの乾杯の挨拶を
聞きながら心底ホッとした私は
暖かい挨拶の言葉に思わず涙ぐみそうになり慌てました。
そしてその晩の楽しさといったら・・・
色んな方とお話して笑顔が絶えませんでした。

2日目、荷物の搬出準備を終えて
スタッフの皆さんにご挨拶。
ディレクターの稲垣さんをみた時
またもやなんともいえない安堵感が広がり
じんわり涙が出そうになってきました。
もっと何か言いたかったけれどお礼を言って小走りに
その場を立ち去りました。
ここまで、駆け出しの自分の作ったものと驚くほど真摯に、
そして真正面に向き合ってくださいました。
本当に素敵ですごい人でした。

他にもHさんやUさん、キュレーターのIさんはじめ
このイベントに携わる多くのスタッフの皆さんの
素晴らしさは作り手にとって参加したくなる重要な要素の
1つになっていると思います。


去年訪れた時、多くの来場者の熱気でみんなが
舞い上がっているような雰囲気の中、それに呑み込まれることもなく
庭に植えられた植物をにこやかに気にかけている1人のスタッフの
方の姿がとても印象的でした。
あぁ、きっとこの人はこうやって毎日のように
ここの植物達を気にかけて大事に育てているんだなという
地に足のついた取り組みがその光景からとても伝わってきたのです。
5月にその方、Hさんを拝見した時にすぐにピンときました。
ご本人にその時感動した事を伝えようかと
思いましたがいざとなると
やっぱり照れくさくて言えませんでしたので
最後にここに書かせていただきました。
筬出来上がり。
20060717.jpg


本日、福井の 加藤金筬製作所の加藤さんよりお願いしていた筬が到着。
寸間10と12羽で電話の時の話の流れから
竹筬風とベネットソフトの2種類で作っていただきました。
(ウールを主体に、というと加藤さんのおすすめはベネットでした)
美しい仕上がりの筬をみていると
ヤル気も増幅されるようで早速10羽を使用する為に
機かけ作業に入りました。

筬の重要性はホームスパンを習いだしてから
先生がたびたび口にしていて心に刻みこまれている1つ、

筬に糸をあわせるのではなく
糸に筬をあわせなさい

材料を買うお金があったら
少しずつ筬を充実させなさい、と。

布を織る時の筬目選びで
布の表情は全く違ったものになるという事、
今ではよくわかります。
適切な筬目を選ぶ、というのは
思いのほか難しいのです。

加藤さんの筬、大事に使いこんでいきます。
ありがとうございました!



あたり前を積み重ねると特別になる。
昨夜、何気なくつけた番組仕事の流儀
パティシエの杉野英実さんという方がゲストでした。
この方の言葉に共感する所が多く、
観終わった時にはよし、この調子でとにかく続けていこう、と
ヤル気が増幅していた私です。

司会をしている脳科学者さんの質問も
的確で気持ちいいのです。

アンブロワジーという名の
ケーキの美しさには見とれてしまいました。
東京へ行く事があれば是非行って食べてみたいです。
再放送が早くも今晩夜中過ぎにあるようです
HPでチェックしてみてください
インディアンの言葉
「頭でなく、こころで学ぶ。」

「覚えても学んだとは限らない。」

「わかったと思う前にもう一度よく考えてみる。」

「間違うことで学ぶことも、恐れない。」
(「アメリカインディアンの書物よりも賢い言葉」より)

以前、HPに(2004/10/5)書いていたんですが
もう一度書いておきたくなりました。
どの言葉も相変わらず納得してしまいます。
淡々と
作業の様子

どんな時でも弛まずに続けていく事の大切さを、
健康の為に通いはじめた体操教室の先生が
「淡々と続けていく事」という表現で
お話してくださった事が心に残っています。
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